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いつか殺すか、殺されるか。 


いつか殺すか、殺されるか。
怖いタイトルだよね。
でもこれ、私にはぜんぜん大げさな事じゃなくてね。

私がユウタを殺してしまうか、ユウタに私が殺されてしまうか、そんな不安。恐怖。
ずっと、ずっと、ずーーーっと、これからも一生続いていく恐怖。
自分の愛する子供なのにね。



昨日の朝、起きてきた時点で機嫌がやや悪かったユウタ。
そんな中で私と少しの言い合いになったときにユウタがキレ出して
「てめえ、ぶっ殺してやろうか?このクソババア!!!」

・・・始まった。

そのうちにユウタは出刃包丁を取り出し両手に握って、その刃は私に向けられていて、想像もできないような怖い顔をして私を睨みつけていて。

怖かった。
なんか初めて怖かった。

本当にユウタが私を刺すんじゃないかな、って初めて思った。


ユウタが包丁を手にして暴言を吐きまくる事は今始まって事じゃなくて、うんと前、小学3年生の頃からあったのだけど、私の背後に座って大きな声でぶっ殺すと叫んでいるユウタの事が心の底から怖くて、昨日は本当に刺されてしまうかもしれないな、って思った。

包丁、怖い。
でも何よりユウタが犯罪者になってしまう事の方が怖い。


私は何でもないような素振りをして黙っていたのだけど
内心はガクガクだった。
パパが一緒にいたから、なんとかなったのかもしれない。


イライラしたときに服用しなさいと言われているスティックタイプの薬をユウタに飲ませる事も一苦労。
ここまでヒートアップする前に飲めていたら違ったのかもしれないけど、その時その時によって違うから難しいよね。

でも、なんとかパパがユウタをなだめて薬を飲ませられたせいか、ユウタが「正気」に戻って、「ママごめんなさい」と泣き出して反省する時間がいつもより早く来たような気がする。
うだうだと長引かなかったような気がする。

今後の課題はイライラし始めたとユウタ自身が感じた時に、早めに自分から薬を飲めるようになる事だね。
その服用のタイミングさえ掴めたら、こんなふうに包丁を持ち出す事には、ならなくなるかもしれないね。

正直言って「そんな事、無理だ」って諦めかけている自分もいるんだけどさ。
でも今はそれに賭けてみるしかないしね。



こんな事、「包丁」だの「ぶっ殺す」だの書いていると、なんていう恐ろしい子供なんだと思われてしまうかもしれないけど、ユウタは普段はとても温厚で優しくて、いろんな人に「いい子だね」って言われたり、「笑顔がいいね」とは会う人会う人に言われてきました。
それが病気によって感情のコントロールができない時があってね。

悔しい。


IMG_0678 (1)


「病気を乗り越えて、こんなに元気に頑張っています」と笑ってダブルピースできない類の後遺症を抱え、誰かが言っていたように「なにをもって脳腫瘍に勝った、手術が成功したと言えるのだろう」をぼんやり考える。
思ってもしょうがないような事なんだけどね。

こうやって、考えたりしても意味のないような事にばかり深く悩まされたりするような気がする。


今も、ユウタが怖い顔をして私に包丁を向けている姿が浮かんでくる。
それは私が弱い母さんだからじゃないよ。

笑顔で乗り越えろとか、呪いの言葉をかけてこないでねお願い。







[ 2016/02/05 13:07 ] ママの心 | トラックバック(-) | コメント(-)
書いている人

ななえママ



●冨塚 七枝

神奈川県在住、2児の母。
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Family


僕、ユウタです。 ユウタ


2000年10月生まれ。
現在、特別支援学校1年生。
4歳の時に「頭蓋咽頭腫」という
脳腫瘍を発覚。5歳で再発。

7歳の時 骨の病気である
大腿骨頭すべり症を発症。

現在は汎下垂体機能低下症。
尿崩症。
体温調節障害。
視床下部性肥満
高次脳機能障害

もう少し詳しい経過は
以下↓をご覧下さい。

ユウタは4歳の時に
頭痛と嘔吐をくり返した為
念の為にと受けたCT検査にて
「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍が見つかりました。

・頭蓋咽頭腫
(ずがいいんとうしゅ)
craniopharyngioma
(クラニオファリンジオーマ)

頭痛と嘔吐の症状は
水頭症を併発していた為に
起こっていた症状でした。

腫瘍摘出の為に受けた
1度目の開頭手術では
全ての腫瘍を摘出する事は出来ませんでした。

その後すぐに再燃し
その時もまた水頭症を併発していました。

腫瘍により流れにくくなっている髄液を流しやすくする処置としてすぐにシャント手術を受けました。

2度目の開頭手術には福島孝徳先生に執刀して頂き、見える範囲の腫瘍を全摘出できました。

手術の後遺症により
視床下部性の
汎下垂体機能低下症、
尿崩症
高次脳機能障害に。

使用中の薬は
・チラーヂン
・プレドニン
・成長ホルモン
・防風通聖散
・ゴナドトロピン注射
・ミニリンメルトOD錠

視床下部性の肥満の為、高度肥満に陥りました。


7歳の時に下垂体機能低下症の影響からと思われる「大腿骨頭すべり症」という足の病気になりました。(両側)

両足の大腿骨部分にボルトを埋める手術を受け、リハビリの為、肢体不自由児施設に約半年間入院しました。

小学校は3年生までは なんとか普通級で過ごしましたが
4年生になると同時に「病弱児支援級」を学校に設置してもらい、中学校でも病弱級にお世話になり過ごしました。
高校からは支援学校高等部へ。

●不安な気持ちで
   ここに訪れた方へ

ここに書いてある事は
ユウタに起こった症状と
その経過です。
頭蓋咽頭腫のお子さん全てに当てはまるものではありません。

同じ病気であっても、それぞれ症状も経過も違っています。



私、チヒロです。 チヒロ


1997年生まれ。
現在、専門学校1年生。
一見クールな奴に見られがちだけど、実はかなり笑える女子です。ギターで弾き語りをしたりライブをしたり楽しんでいます。


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