今日は日曜日。
病棟内にDr の姿も少ない。
院内学級もお休みなので
子供達は1つのベットに3、4人が
「島」と呼んで集まって来ます。
「ねぇ、そっちの島に行ってもいい?」
「あっちの島に行こうよ!」
・・・と、そんな感じ。
小児病棟の患児への面会は
感染の危険を伴う為、とても少ないです。
いつもと変わらない時間の中を
ただ、白衣を着た先生の姿が見えないだけで
普段通りの笑顔と笑い声で過ぎていきます。
ユウタのベットわきに飾られた千羽鶴です。
先日、親戚の叔母が持って来てくれました。
ユウタや私達にとっては、見ず知らずの方が
ユウタの回復を祈って作ってくれました!
そして、鶴の先には1つずつ
紙で出来たカワイイ乗り物たちが
ユラユラと、くっ付いています♪
帰り際に、ユウタの寝顔を見ながら
この千羽鶴に感謝の思いがいつも募ってきます。
大きな大きな千羽鶴に、看護婦さんも驚いたり・・・。
涙が出るくらい、本当にありがとう。
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さて明日から、また1週間が始まります。
ユウタもいつも通りにリハビリだし
チヒロも学校へ・・・。
平凡に流れていく毎日の中身は
小さ過ぎてなかなか見えない、
積み重なった大きな成長に本当は満たされています。
「歩く事が上手になった。」
「思いを上手に訴えられるようになった。」
「お絵かきが上手になった。」
「学校で新しいお友達が出来た。」
「クラスのお友達に手紙を書いた。」
「家でパパのお手伝いが出来た。」
いつも通りの時間の流れに
最近、私は変化ばかりを求めているけど
ユウタだって、チヒロだって
ちゃんと変わっていってる。
大きな1歩と小さな1歩で、ちょっとずつ・・・。
病棟の子供達も、変わらない笑顔を振りまきながら
でも本当は体の中でいつも闘っている。
分りづらいけど
本当は昨日とは違う、いつもどおりのスタートです。
昨日より、今日よりも、もっと元気な子供達でありますように~
2000年10月生まれ。
現在、特別支援学校1年生。
4歳の時に「頭蓋咽頭腫」という
脳腫瘍を発覚。5歳で再発。
7歳の時 骨の病気である
大腿骨頭すべり症を発症。
現在は汎下垂体機能低下症。
尿崩症。
体温調節障害。
視床下部性肥満
高次脳機能障害
もう少し詳しい経過は
以下↓をご覧下さい。
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チヒロは話が長いから、聞いてると疲れるよ~(笑)
やっぱり3年生ともなると、太刀打ちできないくらい会話が達者です。
好きな男の子の話が1番可愛くて面白いので、楽しみにしていてね♪
退院後、大きな千羽鶴の置き場所に困っています(#^ー゚)v