ユウタは春休みに入る直前に
両足へ、体重の4分の1の負荷を掛けるリハビリを始めていました。
12月末に足の病気を発覚して、手術を受けて
かれこれ3ヶ月ぶりに、足へ負荷を掛ける事になるので
痛みが起こるのではないかと心配していましたが
4分の1では大丈夫なようでした。
足の病気を発覚したその日から、絶対に立ち上がってはいけないと言われ
生活は、ずっとベットか車椅子でしたが
ほんの少しであっても、地に足を付けられる感覚を久々に味わって
ユウタはとても嬉しそうにしていました。

↑これはパパが作った、ユウタの昇降台。
外泊の時は施設にいつもお借りしていましたが
かなり重たいので大変でした。
なのでパパが自宅用にと作ってくれました。
こういう時
だけパパの行動力はスゴイのです。
両足に力を入れることが禁止!となると
生活のほとんどが非常に不便でした。
想像より、はるかに大変な事なんだなって
そういう事に改めて気が付きました。
重たいユウタの事を抱き上げる事も不可能ですし
うちの狭いバスルームやトイレに車椅子ごと入る事も無理でした。
この昇降台はユウタが車椅子から床に降りるときや
またはその逆で、床から車椅子に乗るときに使用します。
トイレの便座に座るときも、お風呂に入るときもです。
足首の部分を私がつかんで支え持ち
ユウタは腕の力だけで1段1段、昇降台を上ります。
トイレに行ったり、車椅子から降りたり乗ったり。
日常の中では、腕の力だけを使っての「その動作」が
思った以上にたくさんあるので
ユウタも疲れ果て、踏ん張りがきかなくなってしまう事もありました。
私もパパも腰が弱い方なので
中腰でユウタの介助は、とてもきつかったです。
そんな時、いつもユウタが言っていました。
「パパ、ママ、いつもイッパイ迷惑掛けてゴメンネ。」
迷惑だなんて1度だって思った事は ないんだよ。
春休みには・・・
浦賀に住むイトコの家にも遊びに行ったり
ダイスキなラーメン屋さんに行ったり
動物園に行ったり
遠くはるばる奈良の方から大切な人たちが来てくれたり
いつも仲良しのお友達も遊びに来てくれたりで
笑顔の多い時間の中で過ごせました。
いつも施設で苦しい事は いっぱいあるんだけど
こうやって遠くからも、すぐ近くからも
ユウタを応援してくれる人たちがイッパイいて
みんなが温かく見守ってくれている事を
ユウタ自身でも気が付けたのだと思います。
春休みの外泊が終わって施設に戻るとき
本当は私が泣きそうになってました。
でもユウタは泣かずに戻っていきました。
多分、私の弱さじゃ耐えられないような苦しみもある生活の中へ
ユウタが涙を精一杯の我慢で堪えて入っていく姿に
余計辛くもなったけど
そんなユウタに私の方がいつも支えてもらっていました。

誇りにさえ思うよ、ユウタの事。
いつもあなたのそばには
たくさんの味方が付いている事、忘れないでいてね。
頑張っている事が「無駄」になることなんて
絶対にないのだから。
そう自分にも言い聞かせています。

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