病棟のベットに横になったまま
ユウタと一緒に、手術室へと向かいました。
手術前のCT検査をして、ここで見送りです。
大好きな主治医の先生と一緒のユウタ。
ニコニコして話をしています。
前回の手術も先生にしてもらっているので
絶対的な安心感が、ユウタにもあるようです。
少しも怖がった様子はありませんでした。
そんな様子にパパも私もとても安心出来ました。
「頑張ってね
「ユウタ、頑張れよ
最後にユウタのホッペをいっぱい撫でて
送り出しました。
自動扉が閉まると、やっぱり泣きたくなります。
弱気な私と、ユウタの未来を信じている私が
いっぺんに主張しだしたような
混乱した心が揺れていました。
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予定が2時間の手術ですが、
手術前の準備や手術後の処置などで
自動扉が閉まってユウタと離れてから
「手術が終わりましたよ!」というお知らせまでは
4時間半、掛かりました。
ユウタに会えたのはそれから1時間後でした。
執刀して頂いた主治医の先生からの説明を聞いて
そして、先生の穏やかな表情に
私達は初めてホッと出来ました。
ユウタの手術は何事もなく無事終了出来ました
まだユウタには、3月に控えている
腫瘍摘出の為の大きな手術があります。
だけど今回の手術の成功は
私達にとっての
大きな一歩前進です。
何より、これでユウタの
「あたま痛いよ~
頭の痛みが消えてくれたら
ユウタの普段は
とても楽しい生活に戻れるに決まってる
跳んだり、走ったりのユウタが目に浮かぶようでした。
応援してくれた全ての皆様へ、心から「ありがとう」・・・♪
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2000年10月生まれ。
現在、特別支援学校1年生。
4歳の時に「頭蓋咽頭腫」という
脳腫瘍を発覚。5歳で再発。
7歳の時 骨の病気である
大腿骨頭すべり症を発症。
現在は汎下垂体機能低下症。
尿崩症。
体温調節障害。
視床下部性肥満
高次脳機能障害
もう少し詳しい経過は
以下↓をご覧下さい。
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手術の成功を祈りながら待つ時間と言うのは
とても長く、辛いものですが
その分、成功を喜ぶ気持ちも同じくらい大きな喜びとなります。
泣くほど心配、泣くほど嬉しい・・・をいっぺんに感じる日となりました。
ユウタは頑張ってます。
今後も必ずいい方向へ進んで行くと、信じています。