スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

雨の初登校。 


2008年 6月11日(水)


今日からユウタは地元の学校に登校です。

だけど当日の朝は、あいにくの大雨!
車イスのユウタにとって、雨は困ってしまう事の1つです。


家の車を停めてあるマンション駐車場には屋根があるのですが
その駐車場へ向かう道には屋根の無い場所もあり
部屋から出て、駐車場に向かうその時点で びしょ濡れです。

学校に着いて、校門の中へと車で入って行き
後部座席から車イスへ移乗する為に屋根を探したのですが
雨を遮る場所は、どこにもなく・・・。


ユウタは後部座席から橋状の長い木の板を使い
横付けした車イスへと滑り台をすべるようにして移乗します。

雨が降っていると、そうした行為だけで
車イスもユウタも かなり濡れてしまいます。





「困ったな・・・どうしようかな。」と、悩んでいると
チヒロが傘をさして、駆け寄ってきました。

登校班で先に学校へ到着していたチヒロは
そのまま教室へと行かずに、外でユウタの事を待っていてくれたようでした。


雨の日が、どれだけ大変なのかを
チヒロに特別 説明なんかしていなかったけど

これまでチヒロもユウタと病気を近くで見てきて、色んな事を感じてきて
自然と優しさが育っていたんだなと、私は本当に嬉しくなりました。

普段はいつも、ケンカばっかりなんだけどね。



雨に濡れても
ユウタが風邪をひいちゃっても

もう、そんなのどうでもいいや!って思える位
私はこの雨の初登校が、とても嬉しかったです。





********************************************************************





さて、問題の「車イス用 階段昇降機」の出番です。


雨で床も階段も濡れて、滑りやすくなっているし
怖くて、もうドキドキしっぱなしでした。

子どもたちも、それはそれは興味津々に車イスのユウタに人だかってきます。

担任の先生も、教頭先生も
他の子どもたちをユウタと昇降機から遠ざからせつつ
私とユウタと昇降機を見守っていました。


「大丈夫?分かる?」

先生も、やっぱり気が気じゃない様子で
昇降機に手を添えて、階段を一緒に昇ってくれました。



昇降機で階段を昇りながらユウタは、そりゃ~もう嬉しそうでした(笑


  「ユウタ君、帰ってきたの?」

  「もうずっと、この学校に来れるの?」

  「ユウタ、おはよう!」

  「ユウタ、おかえり!」


他学年の子どもたちも、お兄さんもお姉さんも
みんなが声を掛けてくれて
懐かしいお友達が、すぐそばに居て・・・。

「すごい機械に乗っているんだね!」と、みんなに注目されて
ちょっぴりヒーロー気取りなユウタ。


車イスのユウタに
みんなは次々と優しい声を掛けてくれました。




2階に無事到着すると、ユウタは嬉しそうに教室へ入って行きました。

もちろんユウタは車イスを自分で動かせるんだけど
子どもたちはみんな、「ぼくが押すんだ!」「私が押すの!」とケンカも勃発。


  ・・・ユウタが勘違いして、調子に乗らない事を祈りました(汗





1,2,3,4,5!




車イスでも使う事の出来るサイズのテーブルを用意してもらい
ユウタの席は、教室の1番後ろでした。


2年1組、朝の会が始まります。

まずは、一人ひとりの出席を確認。
先生が順番に名前を読み上げていきます。


 「○○さん」
 
 「ハイ!」

   ・
   ・
   ・
   ・
   ・

そして、最後にユウタの名前が呼ばれました。


     「・・・・ ユウタさん!」

     「ハイ!元気です!」




みんなは、ちょっぴりザワザワ。

「元気ィ?変なの~」といった様子で振り返っていました。



にっこりと笑顔で、そして大きな声で「元気です!」と答えたユウタに
私はボロボロ泣けました。

「ハイ!元気です!」の返事は
先日まで登校していた養護学校での「朝の挨拶」でした。


号泣してしまいました。






養護学校の先生が、よく褒めてくれていました。

「ユウタ君の元気な挨拶は、素晴らしいです!」・・・って。



地元学校へと戻れた喜びの溢れるユウタの笑顔と
きっと心の中にある、ユウタの淋しさが私にも伝わってきて。

喜ばしい気持ちもあり
本当に切なく、苦しい気持ちでもいました。










パパの作ったトイレ台。


↑この縁台は、ユウタが学校の洋式トイレに座るために
 昨日パパが大急ぎで作ったものです。


障害者用トイレとして学校にも1箇所、広い個室は設置されてはいましたが
ユウタの車イスは入れません。

なので、教室から少し離れた場所にある男子トイレの洋式便座に
この台を車イスから便座までの橋渡り的な役目として設置させてもらいました。

ドアの開閉も出来ないので、カーテンを取り付けて頂き
ユウタ専用のトイレを急遽 作ってもらいました。


この時はまだ、一瞬でも全体重で立ち上がってはいけない時期だったので
リハビリが順調に進んで 1人で立てるようになるまでは大変でした。





色々な人たちの知恵や大きな協力があったからこそ
今日のこの日に、ユウタの地元校復帰が叶ったと思っています。

感謝の気持ちは、ずっと
多分一生消えないと思います。








多くの方に読んで頂くために、人気ブログランキング参加中です。
  1日1回だけ、上の(Blog Ranking)バナーをクリックして下さい。

    ユウタの病気を広く正しくみんなへ伝えたい。
    誤解も偏見も無く、子供達が生きていきやすい未来を想って・・・。
 
 


みなさん、いつもクリックありがとうございます。
短期間であっという間に最高 3位へ行きました(;∇;)

みなさんの温かいお気持ちに、とっても感激しています。
私の知らない所で、ポチっと押して下さっている皆さんも、ありがとう。

bana-.png

[ 2008/06/11 23:59 ] 小学校 | TB(0) | CM(12)
v-22元担任(61.6kg/20.4%)様

先生、コメントありがとうございます。
相変わらず大変お忙しくされているのでしょうか。

5日は、病院へ受診だったのですが
内分泌と整形外科の受診で終わったのが6時近く・・・
先生に会いに行く事が出来なくて残念でした。
学校が終わってから大急ぎで病院へ行くので・・・(>_<)
でも、院内では施設での懐かしい仲間数人にも会えて
ユウタもとても喜んでいました。

地元校で初日に「はい!元気です!」のあいさつ・・・

ユウタの口からすんなりと出てきて、しかも間違えた!と慌てる様子も無く
むしろ堂々としていて、そんな我が子をまぶしくも感じました。
色んな気持ちに私は涙も出ましたが。

いつも明るい先生に、子どもたちも親たちもいっぱい助けてもらっていました。
改めて、先生本当にありがとうございます。

[ 2009/03/08 20:01 ] [ 編集 ]
v-22ryousuke134様

ryousukeさん、いつもコメントありがとうございます。

>子供たちが学校で普通に学べるってことが
>どんなに大切なことか再認識しました

そうですね、そういう大切な事を私は
この年になって全てユウタから教わっているような気がしま
す。

初日の挨拶、私の中では色んな想いがあふれましたが
ユウタには嬉しさの方が大きかったのかな。
施設での事も、養護学校での事も
ユウタにとっての大きな力になっていたのかもしれないですね。

今振り返ると、まぶしい思い出と変わっています。

ryousukeさん、ありがとう。
[ 2009/03/06 21:54 ] [ 編集 ]
「はい、元気です!」
現在5名の男の子と1名の女の子が毎朝元気に答えます。
最後に日直は担任も呼名します。
私の声で「先生~元気が無い!」「やりなおし!」
最近は担任よりも厳しい日直さんです。
もう一度、全員集めてお名前をお呼びしたいです。
そして今日も朝のこの短い交流を大切にして参ります。
[ 2009/03/05 04:16 ] [ 編集 ]
ななえママさん こんばんは ^^

ユウタ君の 「ハイ 元気です!」の言葉の中には
ユウタ君の努力はもちろんだけど みんなのやさしさや
温かいサポートをいつも感じているから そんなみんなの
期待に答えようとして 自分でもガンバロウという
意志の表れだと思います

初登校はあいにくの雨でしたが
ユウタ君をはじめ チヒロちゃんやななえママさんの
心の中はきっと晴れやかな気持ちでいっぱいだったんだろうと思いました

子供たちが学校で普通に学べるってことが
どんなに大切なことか再認識しました

[ 2009/03/05 00:07 ] [ 編集 ]
v-22横浜のおっかぁ様

おっかぁ、久しぶり(*^ー^*)
ここの所さむ~い日が続いていますね。みんな元気ですか?
ユウタはわりと元気に過ごしています。
ユウタも何だか花粉症っぽいから、念のため検査してみたんだけど
やっぱり、スギ花粉症でした・・・。
何でこうもヒットしちゃうんだろうな~。


>そして、大事に愛しんで育ててくれた元担任先生に
>本当に感謝しました。

はい、元気です!の挨拶、初登校の日に初めて「生」で聞いたんだけど
何とも言えない気持ちになったよ。
ああいうふうに施設を退所してしまったことと
学校の皆にきちんと挨拶でいなかったこと・・・
すぐにユウタを抱きしめて、謝りたい衝動にかられたな~。
S先生の「ユウタさん!エライです!」という声がすぐそこから聞こえてきそうだった。

>二つの学校・クラスに在籍できたこと。
>きっと、子どもたちにとっても、私たちにとっても
>宝だと信じています。

いろ~んな事があったけど、宝物はたくさん増えたと思えます。
辛い事ばっかりではなかったもんね。
ユウタはずいぶん強くなったし、多分 私も(笑)

いつも、覗きにきてくれてありがとうね(*^ー^*)


[ 2009/03/04 23:33 ] [ 編集 ]
v-22ノラ牛様

ノラ牛さん、コメントありがとう。
この前、ノラ牛さんのブログに書かれていた
「病気なんてしなければ息子は・・・」のお気持ち、とてもよく分かります。
確かに、想像しても仕方が無い事ですが
それを思わずにいられる事なんて、とても無理なのかもしれないですね。
思ってしまって当たり前なのでしょう。
私は、そんなどうしようもないことを考えてしまう自分も
それはそれで仕方が無いと受け入れています。

>本物の美人になりますよ。

ありがとう、チヒロにも伝えます。
多分、ニヤリとするでしょう(笑
[ 2009/03/04 23:21 ] [ 編集 ]
v-22エルモ様

エルモさん、いつもコメントありがとうございます。
私の方はそちらにコメントせず、申し訳ないです。
でも、いつも拝見させていただいています。

6年生を送る会、エルモさんはどれだけ辛かったのだろうかと考えていました。
私には想像も出来ない日々を送られているのだと思います。
そんな中で、いつもこちらにコメントを頂きまして
本当に感謝しています。

>元気じゃないと行けない学校。

そうですね、私も院内にあった養護学校で、この挨拶に出会いました。
元気かどうか、体調を聞く事も一緒に付いているんですよね。

>ユウタ君は地元の学校に戻れたうれしさと、前の学校のお友達のこと、先生のことを思うときっと寂しさもあったのでしょうね。

そうなんだと思います。
間違えて口走ってしまったのではなく堂々と挨拶している姿に
私も堪えきれませんでした。
淋しかったんだな~て、ものすごく感じました。


エルモさん、本当にいつもコメントありがとう。
[ 2009/03/04 23:14 ] [ 編集 ]
v-22ち~まま様

ち~ままさん、いつもコメントありがとう。
私の方はいつも読み逃げ状態でゴメンナサイ。
この前、ハッピーアンテナのミホさんの所で、ち~ままさんを発見しました。
ミホさんのHP、とってもいいですよね~(*^ー^*)

「はい!元気です!」の返事、聞いた時私は、正直 度肝を抜かれました。
これまで養護学校でしていた挨拶だったので
ユウタの中にある気持ちも垣間見えた気もしました。

色々あったけど、出会いだけはいつも最高に恵まれているんだという事にも
このとき改めて気が付きました。

ち~ままさん、忙しいのに
いつもコメントありがとうね(*^ー^*)

[ 2009/03/04 23:05 ] [ 編集 ]
ご無沙汰~~

初登校の朝の会・・・
光景が目に浮かぶよ。
うちもそうだった ^^
そして、大事に愛しんで育ててくれた元担任先生に
本当に感謝しました。

二つの学校・クラスに在籍できたこと。
きっと、子どもたちにとっても、私たちにとっても
宝だと信じています。

[ 2009/03/04 20:20 ] [ 編集 ]
チヒロさん優しいなー。
可愛いお嬢さん。本物の美人になりますよ。

「ハイ!元気です!」
元気です。と言う言葉が加わっただけで私達も元気を分けてもらえます。
良い返事です。

素晴らしいお子さんに恵まれて、最高に幸せを感じられた事と思います。
羨ましいです。
[ 2009/03/04 00:17 ] [ 編集 ]
この日記を見て涙ががあふれました。
「ハイ!元気です!」
わが子が院内学級に行っているときの朝の返事はこれでした。
元気じゃないと行けない学校。
その元気な返事に、先生も私たち親もパワーをもらったものです。

ユウタ君は地元の学校に戻れたうれしさと、前の学校のお友達のこと、先生のことを思うときっと寂しさもあったのでしょうね。

「ハイ!元気です!」

いい言葉ですね。
ユウタ君、元気が一番です!!
[ 2009/03/03 23:11 ] [ 編集 ]
「ハイ!元気です!」

この上無い喜びだね。

私まで喜んじゃった。

今からの心配も吹き飛んじゃうね。

当たり前の様で、当たり前で無くなってきた元気な挨拶。
出来る子供が少なくなってきている昨今。

勇気と希望がユウタくんには見える。

[ 2009/03/03 12:29 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
書いている人

ななえママ



●冨塚 七枝

神奈川県在住、2児の母。
ツイッターは@Na7e_

Na7e_をフォローしましょう


フェイスブックへ


************************

●メールは右サイドバー1番下の
メールフォームよりどうぞ。

*evergreen***

Family

冨塚 七枝


僕、ユウタです。 ユウタ


2000年10月生まれ。
現在、特別支援学校1年生。
4歳の時に「頭蓋咽頭腫」という
脳腫瘍を発覚。5歳で再発。

7歳の時 骨の病気である
大腿骨頭すべり症を発症。

現在は汎下垂体機能低下症。
尿崩症。
体温調節障害。
視床下部性肥満
高次脳機能障害

もう少し詳しい経過は
以下↓をご覧下さい。

ユウタは4歳の時に
頭痛と嘔吐をくり返した為
念の為にと受けたCT検査にて
「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍が見つかりました。

・頭蓋咽頭腫
(ずがいいんとうしゅ)
craniopharyngioma
(クラニオファリンジオーマ)

頭痛と嘔吐の症状は
水頭症を併発していた為に
起こっていた症状でした。

腫瘍摘出の為に受けた
1度目の開頭手術では
全ての腫瘍を摘出する事は出来ませんでした。

その後すぐに再燃し
その時もまた水頭症を併発していました。

腫瘍により流れにくくなっている髄液を流しやすくする処置としてすぐにシャント手術を受けました。

2度目の開頭手術には福島孝徳先生に執刀して頂き、見える範囲の腫瘍を全摘出できました。

手術の後遺症により
視床下部性の
汎下垂体機能低下症、
尿崩症
高次脳機能障害に。

使用中の薬は
・チラーヂン
・プレドニン
・成長ホルモン
・防風通聖散
・ゴナドトロピン注射
・ミニリンメルトOD錠

視床下部性の肥満の為、高度肥満に陥りました。


7歳の時に下垂体機能低下症の影響からと思われる「大腿骨頭すべり症」という足の病気になりました。(両側)

両足の大腿骨部分にボルトを埋める手術を受け、リハビリの為、肢体不自由児施設に約半年間入院しました。

小学校は3年生までは なんとか普通級で過ごしましたが
4年生になると同時に「病弱児支援級」を学校に設置してもらい、中学校でも病弱級にお世話になり過ごしました。
高校からは支援学校高等部へ。

●不安な気持ちで
   ここに訪れた方へ

ここに書いてある事は
ユウタに起こった症状と
その経過です。
頭蓋咽頭腫のお子さん全てに当てはまるものではありません。

同じ病気であっても、それぞれ症状も経過も違っています。



私、チヒロです。 チヒロ


1997年生まれ。
現在、専門学校1年生。
一見クールな奴に見られがちだけど、実はかなり笑える女子です。ギターで弾き語りをしたりライブをしたり楽しんでいます。


*************************

これまで全ての記事
全タイトルを表示!
ブログ内検索
カテゴリ
月別


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。