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実家の花火とおばあちゃんの入院 


今日は実家近くで花火大会があるので、朝早くに家を出て横浜に向かった。

そんな中、90の祖母が入院となり、急遽 私の車で 父と私と祖母の三人で病院へ。

「入院だけは嫌だ!、手術は絶対に嫌だ!、病院は嫌いだ!」という大正生まれのおばあちゃんは、いつもそんな頑固者なんだけど、多分自分でも もう限界だったのか父にキツく説得されたのか、今日は素直に私の車に乗った。

「病院なんか行かないわ!入院なんか嫌よ!」
そんないつもの威勢良さは無かったし、しんどそうに肩で呼吸をしていた。


病室のベッドで横になる おばあちゃんを、私はあまり直視出来なかった。
私は今にも泣きそうだったから、黙々と着替えなどの整理をして、テレビの電源の入れ方や看護師さんの呼び方(ナースコールね)、持ち物の置き場所などを説明して、「じゃあ、また来るね」と、父と実家に帰った。



夕方から親戚や友人達が沢山集まり出した。
みんな毎年 花火を見るため(兼、酒盛り)に、実家へ大勢の人が集まる。
1年に1度、ワイワイとみんなで酔って笑って楽しい花火大会の日。

ホントならここに、おばあちゃんも一緒に居たのにな。

チラチラとそんな事を思っていたけど、油断したら私は やっぱり泣きそうだったから、無理やりに その切なさを思考から抜くようにして過ごしていた。



花火が始まった。
いつもならチヒロが、おばあちゃんと手をつなぎ、花火の見える川沿いの土手に向かう。
だけど今日は、チヒロは私のそばに、ずっと居た。

花火の途中、ユウタの具合が悪くなったので
私とユウタで実家に戻る事にした。

「もう、いい。」
そう言ってチヒロも ついてきた。



打ち上げ花火のバンバン!っていう、あの胸に響く音と、人々の歓声が聞こえてくる部屋の中で、私はたまらずチヒロに、「なんで今回ギター持って来なかったの?」と言ってしまった。

それを聞いて、チヒロが泣き出した。


カラオケの大好きな おばあちゃんの為に、チヒロはよくiPhoneで演歌の楽譜を検索しては、何度も何度もギターを弾き、おばあちゃんはそれに合わせていつも嬉しそうに歌っていたから、それをね、思い出して…。

ユウタも泣き出した。
私も、もう我慢出来なくて、おいおい泣いた。


おばあちゃんの病院からも、花火は見えるはず。
見てるといいね。
そんな話をユウタとしたけど、チヒロはずっと泣いていた。




おばあちゃん。
早く元気になって、またワガママ言ってよ。

「病院なんか嫌よ!」と、みんなの言うこと聞かずに、老人会のカラオケ行って、スポーツセンターで運動して、毎朝ラジオ体操行ってさ。

頑固者で、ちょっとぶりっ子で、優しくて ちょっぴりお調子者のおばあちゃんになって帰ってきてよ。

来年の花火は一緒に見ようよ。ね。



[ 2014/08/24 23:47 ] 日常 | トラックバック(-) | コメント(-)
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ななえママ



●冨塚 七枝

神奈川県在住、2児の母。
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Family

冨塚 七枝


僕、ユウタです。 ユウタ


2000年10月生まれ。
現在、特別支援学校1年生。
4歳の時に「頭蓋咽頭腫」という
脳腫瘍を発覚。5歳で再発。

7歳の時 骨の病気である
大腿骨頭すべり症を発症。

現在は汎下垂体機能低下症。
尿崩症。
体温調節障害。
視床下部性肥満
高次脳機能障害

もう少し詳しい経過は
以下↓をご覧下さい。

ユウタは4歳の時に
頭痛と嘔吐をくり返した為
念の為にと受けたCT検査にて
「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍が見つかりました。

・頭蓋咽頭腫
(ずがいいんとうしゅ)
craniopharyngioma
(クラニオファリンジオーマ)

頭痛と嘔吐の症状は
水頭症を併発していた為に
起こっていた症状でした。

腫瘍摘出の為に受けた
1度目の開頭手術では
全ての腫瘍を摘出する事は出来ませんでした。

その後すぐに再燃し
その時もまた水頭症を併発していました。

腫瘍により流れにくくなっている髄液を流しやすくする処置としてすぐにシャント手術を受けました。

2度目の開頭手術には福島孝徳先生に執刀して頂き、見える範囲の腫瘍を全摘出できました。

手術の後遺症により
視床下部性の
汎下垂体機能低下症、
尿崩症
高次脳機能障害に。

使用中の薬は
・チラーヂン
・プレドニン
・成長ホルモン
・防風通聖散
・ゴナドトロピン注射
・ミニリンメルトOD錠

視床下部性の肥満の為、高度肥満に陥りました。


7歳の時に下垂体機能低下症の影響からと思われる「大腿骨頭すべり症」という足の病気になりました。(両側)

両足の大腿骨部分にボルトを埋める手術を受け、リハビリの為、肢体不自由児施設に約半年間入院しました。

小学校は3年生までは なんとか普通級で過ごしましたが
4年生になると同時に「病弱児支援級」を学校に設置してもらい、中学校でも病弱級にお世話になり過ごしました。
高校からは支援学校高等部へ。

●不安な気持ちで
   ここに訪れた方へ

ここに書いてある事は
ユウタに起こった症状と
その経過です。
頭蓋咽頭腫のお子さん全てに当てはまるものではありません。

同じ病気であっても、それぞれ症状も経過も違っています。



私、チヒロです。 チヒロ


1997年生まれ。
現在、専門学校1年生。
一見クールな奴に見られがちだけど、実はかなり笑える女子です。ギターで弾き語りをしたりライブをしたり楽しんでいます。


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